育児

絵本の世界は、想像力のパスポート

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我が家の子どもたちは絵本が大好きです。

学校や図書館で借りてきた本を、姉妹で読み合ったり、ぬいぐるみに語りかけるように読み聞かせたり。

時にはひとりで黙々とページをめくっていることもあります。

絵本は、単なるお話以上の力を持っています。

それは、子どもたちの心を遠くの国へ連れて行き、見たことも聞いたこともない世界へ導いてくれる魔法の扉。

私自身も、そんな絵本の力に惹かれて、最近では地域の読み聞かせイベントにも参加するようになりました。

そして、そこで感じたことがあります。

子どもたちは「変な絵本」にワクワクするのです。

変な絵本、つまり「初めて見る」「想像もつかない」「絵のタッチが独特」「展開が予想外」。

とりわけ、海外の絵本に対する子どもたちの食いつきは本当にすごい。

普段見慣れた日本の絵本とは全く違う世界観に、笑ったり、ちょっと怖がったり、じっと見つめたり、その反応のバリエーションに、私も毎回驚かされています。

この記事では、そんな私たち親子の読書体験の中でも特におすすめしたい、世界の絵本が毎月届くサブスク「ワールドライブラリー」について、その魅力をたっぷりご紹介します。

「世界の絵本」が広げてくれる子どもの感性

ワールドライブラリー(WORLD LIBRARY)は、世界各国の絵本を毎月1冊届けてくれる定期購読サービスです。

日本語訳で読めるようになっているので、子どももスラスラ楽しめますが、原作の絵や物語の構造はその国の文化そのもの。

例えば、北欧の絵本は色彩が鮮やかで、ページ全体に「余白」や「間」の美しさがあったり。

東欧の作品では、社会風刺や皮肉が混じった、ちょっと大人っぽいテーマが描かれていたり。

文化が違えば、絵本の空気感もまるで違う。

それを肌で感じることは、子どもたちの「感じる力」や「多様性を受け入れる力」を育てるうえで、何よりも効果的だと実感しています。

読み聞かせイベントでも大人気の海外絵本

私が最近参加している絵本の読み聞かせイベントでも、海外の絵本を持ち込むと、子どもたちの反応が明らかに変わります。

例えば、フランスのユーモア絵本を読んだとき。

ツッコミどころ満載のキャラクターたちに、子どもたちは大笑い。

日本の絵本にはあまり見られないテンポ感や視点の切り替えに、好奇心がぐんぐん刺激されていく様子が伝わってきました。

実際に、「この本どこで手に入るの?」「見たことない!家でも読みたい!」という声が、子どもたちや保護者の方から多数。

そんな時に「ワールドライブラリーっていうサービスがあるんですよ」と紹介すると、皆さんとても興味を持ってくれます。

やはり、「身近な場所では出会えない絵本」に触れる機会は、それだけでとても貴重なんですね。

ワールドライブラリーの魅力とは?

このサービスの特徴は、とてもシンプルでわかりやすいです。

  • 毎月1冊、世界の絵本が自宅に届く
  • 対象年齢別にラインナップされていて、発達段階に合った内容が選ばれている
  • 1,300円(税込・送料込)で、定価1,500~2,200円の本が手に入るお得さ
  • しかけ絵本やインタラクティブな作品も多く、読み応えあり
  • 誕生日月にはバースデーカードも届く!

我が家では、長女が1歳のときからずっと購読を続けていて、もう7年以上の付き合いになります。

特に仕掛け絵本や、動物が主人公の本は大人気。

読み終わったあとも「もう1回!」とリクエストされるほど、食いつきが違います。

とはいえ、正直すべての本が大当たりというわけではありません。

海外の絵本ならではの独特な世界観や、和訳のニュアンスによっては、話が少しややこしく感じることもあります。

でも不思議なもので、そういった意味がすぐにわからない本ほど、子どもたちはじっと見つめたり、何度も読みたがったりするのです。

意味のわからないものに出会うからこそ、自分で想像して補おうとする。

そのプロセスが、子どもの想像力や柔軟な思考力を育ててくれるのだと感じています。

親の選ばない絵本にこそ、子どもの可能性が広がる

親が選ぶ絵本には、どうしても「好み」や「安心感」が出ます。

でも、ワールドライブラリーで届く本は、自分では絶対選ばないような作風やテーマのものも多い。

それが、子どもにとっては未知の世界との出会いになり、時に親にとっても「なるほど、こういう視点があるのか」と目からウロコの読書体験になるんです。

実際に、「普段は絵本にそこまで興味がない子が、ワールドライブラリーの本だけは何度も読んでいる」という話もよく聞きます。

「本選びの負担」をなくし、読書習慣が続く仕組み

最後に、親目線で感じる最大のメリットはここ。

本屋さんで探す手間や、「どれが年齢に合っているか」の判断をまるごと任せられるということ。

子どもを連れて本屋さんに行くと、ついつい別のコーナーに走って行ったり、欲しくないおもちゃ絵本を持ってこられたり、正直、選書が大変です。

でも、ワールドライブラリーは、年齢・月齢にぴったり合った本を自動で選んでくれるので、安心して任せられます。

そして定期的に届くからこそ、読み聞かせの習慣が自然と生まれ、続いていくんです。

まとめ:絵本を通して、世界の広がりを手渡す

⭐️ 子どもは本能的に、知らない世界にワクワクします

⭐️ ワールドライブラリーは、世界の文化に出会える絵本との架け橋

⭐️ 親が選ばない絵本との出会いが、子どもの感性を大きく広げてくれる

⭐️ 「毎月届く」からこそ、読書習慣も親子の時間も自然と育つ

絵本は、子どもにとって最初の世界との出会い。

その入り口が多様であればあるほど、子どもたちは柔らかく、しなやかに世界を受け止めるようになります。

ぜひ、「自分では選ばなかった絵本」と出会える体験を、ワールドライブラリーで始めてみてください。

それでは、今日も1日、最高に楽しく生きましょう!

PROFILE
のりたま
のりたま
僧侶兼主夫として働く、三人娘の父親ブロガー
健康的で、SDGsな子育てや、人生の質を向上させる有益な情報を発信します。
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