立つか座るか、それが問題だ
先日、ふとネット記事を見ていて驚いた話がありました。
「洋式トイレで立って用を足すか、座るか」というテーマで議論が白熱していたんです。
ある男性が妻から、「いつも便座が上がっているから、ちゃんと下げて」と注意されたことに腹を立て、「なぜ下げるのが常識なんだ。下げたのなら上げておけよ!」と激昂している、という話でした。
もうね、他人事ながらツッコミどころ満載で、怒りより笑いが先に出そうでした。
でも、ここで一つ思ったんです。この男性、どうやら立ったまま用を足し、しかも蓋も開けっぱなしで水を流しているんじゃないかと。
これ、想像するだけで恐ろしいことですよね。
立って用を足すと何が起きる?
男性が洋式トイレで立って用を足すと、なんと1回の排尿で約5万滴もの尿が飛び散ると言われています。驚きの数字ですよね。
この飛び散り、便器の周辺や床、さらには壁にまで及ぶんです。しかも尿には細菌が含まれているので、悪臭の原因になるだけでなく、感染症のリスクを高めることも。
もちろん、「トイレは汚れるもの、定期的に掃除をすれば良い」と主張する人もいます。
でも私からすれば、掃除って「汚れてからやるもの」ではなく、「汚れないように日々心掛けるもの」だと思うんです。
蓋を閉めるのは絶対!
さらに言えば、トイレの蓋を閉めて流すのは、もはやマナーというより公衆衛生のための最低限のルールです。
蓋を開けたまま流すと、便器から5~15センチ前方、さらには40センチ以上の高さに飛沫やエアロゾルが広がると言われています。
一方、蓋を閉めれば飛散は大幅に減少。これは科学的にも証明されていることなんです。
エアロゾルは呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性があり、アレルギーや感染症の原因になることも。
特に、不特定多数の人が利用するコンビニやショッピングモールのトイレで蓋が無い便器を見ると、もう悲しくなるばかりです。
我が家のトイレ事情
そんな中、我が家はというと、妻と3人の娘たちに囲まれた“男ひとり”の環境。肩身が狭い?なんて言われますが、全然そんなことはなく、むしろ楽しくやっています。
ただ、その分トイレの衛生には人一倍気を遣っています。
例えば、私はトイレで必ず座って用を足しますし、水を流す時は蓋を閉めるのが基本。そして、排便の際には事前にトイレットペーパーを水面に浮かべて、跳ね返りを防ぐ工夫までしています。
さらに、毎週金曜日は「トイレ掃除の日」。
便器や便座だけでなく、床、壁、トイレットペーパーホルダー、ドアノブまで徹底的に掃除します。これだけやると、本当にトイレが気持ちいい空間になるんですよ。
掃除は「汚れたら」じゃなく「汚れないように」
本来、トイレ掃除は定期的にやるのも大切ですが、「汚さないように使う」という習慣を持つことも大切です。
私の場合、寝る前の最後のトイレで、トイレクイックルで便座や便器を軽く一拭きしています。これだけでも汚れが溜まるのを防げるし、次に使う時も気持ちいいんですよね。
最後に言わせてください。蓋を下げて!そして座って!
トイレの蓋は、必ず下げましょう。これだけで家族の健康を守れるし、衛生的な環境が作れます。
そして、男性もぜひ座って排泄を。これだけで飛び散りが激減し、トイレ掃除の手間も大幅に減ります。まさに一石二鳥です。
さらに、定期的なトイレ掃除をすることで得られる気持ちよさは格別です。ピカピカのトイレを見ると、なんだか自分の行動が誇らしく思えるんですよね。
トイレをきれいに保つことは、家庭の平和にもつながります。さあ、今日から「蓋を下げる」「座って排泄する」「気持ちの良いトイレ掃除をする」この3つをぜひ実践してみて下さい。
それでは、今日も1日、最高に楽しく生きましょう!