今を大切に丁寧に生きる
先日、私の先輩の奥様が急逝されました。まだ40代の若さでした。
原因はクモ膜下出血。残されたのは先輩と、まだ中学生のお子さんたち。
突然の別れに、先輩はもちろん、私たち周囲の人間も深い悲しみと衝撃を受けました。
数年前には、また別の先輩が40代で脳梗塞を患い、命は助かったものの、重い後遺症を抱えて生活されています。
その先輩からは、「健康でいることの大切さ」を何度も聞いてきました。その言葉には実体験に裏打ちされた重みがあります。
こうした出来事に触れるたび、「生きること」「死ぬこと」について改めて考えさせられます。そして、仏教の教えにある「無常」の概念が心に深く響いてきます。
「無常」の教えとは?
仏教では「無常」という教えがあります。この世のすべては変わり続け、永遠に同じでいるものはありません。それは「今、この瞬間を大切に生きる」という教えです。
現代社会では、「死」を考えることを避けがちです。
実はこれには、脳の仕組みが関係しています。
死を意識しすぎるとストレスが増えすぎてしまうため、脳は自然とその思考を遠ざけるようにできているのです。
けれど、その結果、今を軽んじてしまうのはもったいないことです。
「死」を恐れるのではなく、それをきっかけにして、「今をどう生きるか」を真剣に考えることが大切ではないでしょうか。
健康に生きることの大切さ
脳梗塞で後遺症を抱えた先輩の話を聞いてから、私は「健康に生きること」の重要性を強く感じるようになりました。
それは、自分のためだけでなく、大切な人たちを守るためにも必要なことです。
私が特に意識しているのは、「明らかに身体に悪いものを避ける」ことです。
カップラーメンやインスタント食品は食べない、コンビニ弁当やスナック菓子は買わない、お酒や甘いジュース、エナジードリンクは飲まないという事です。
その代わりに、美味しいステーキや新鮮な刺身など、「身体に良くて美味しいもの」を楽しむようにしています。
食事は「生きる喜び」でもあるので、ただ我慢するのではなく、選び方を工夫することを大切にしています。
忘れがちな「自分を大切にする時間」
とはいえ、私も完璧ではありません。
最近反省しているのは、忙しさにかまけて運動をサボってしまったり、ドラクエにどハマりして寝不足になったりしてしまっています。
健康のためには「睡眠」「運動」「食事」のバランスが重要だと分かっていながらも、日常に流されて後回しにしてしまうことがあります。
今回のような出来事は、改めて自分の生活、生き方を考えさせられる貴重な時間です。
健康を守るためにできる小さな習慣
健康的な生活を送るために、特別なことをする必要はありません。
日常生活に少しの工夫を取り入れるだけで、健康を守る大きな一歩になります。
私が実践している具体的な方法
- 毎日体重計に乗る
- 体重を毎日記録することで、体調の変化や生活習慣の影響を把握できます
- 毎日体温を測る
- 小さな体調の変化を早期に察知するため、朝の体温チェックを習慣にしています
- 毎日脈を測る
- 脈拍のリズムや数を観察することで、心臓や血流の異常を早期にキャッチできます
- 明らかに身体に悪いものを避ける
- お酒、タバコ、ジャンクフードなどを控え、体に良い食事を楽しむ
「無常」を前向きに捉える
突然の別れや、病気を経験することで、「無常」を強く感じます。
しかしそれは、人生がはかないだけでなく、今この瞬間が貴重だということを教えてくれるものでもあります。
仏教では「死を恐れるのではなく、今をどう生きるか」が大切だと説かれています。
それは健康的に生きることにも通じます。自分の体を大切にすることは、大切な人たちの未来を守ることにもつながるのです。
今日から始める健康習慣
健康的な生活を送ることは、自分の未来だけでなく、大切な人たちの未来を守るためでもあります。 今日から小さな習慣を始めてみませんか?
- 毎日体重計に乗り、体温を測る習慣をつける
- お酒やジャンクフードなど、明らかに身体に悪いものは避ける
- 睡眠を大切にし、辛いと感じたら無理をせずしっかり休む
こうした「小さな努力」が、未来の自分を守る事に繋がります。
「無常」を知り、今この瞬間を大切に生きるために、今日から健康的な生活を意識してみましょう。
それでは、今日も1日、最高に楽しく生きましょう!